富士山のおひざ元を駆け抜ける 最高の景色
令和元年12月11日 日本一周8日目
熱海からの地獄の上り坂を越えた僕たちは一旦各々のペースで走り出すことにしました
僕は川沿いのサイクリングロードを雪化粧の富士山を眺めながら進みます
時間も昼時なのでスーパーで塩握りと安いコロッケを買って
川沿いで富士山を眺めながら食します
川沿いで富士山を眺めながら食します
やってることは裸の大将
するとママチャリに乗った一人の女性が僕に声をかけます
「どこからきたの?」
「北海道です」
もう慣れたやり取りです
少し雑談した後おもむろに財布から千円札を取り出し僕に渡してきました
話を聞くとその女性も昔北海道をバイクで回っていたとか
その時にいろんな人にお世話になったから、今度は自分が手助けをするだけだ
…とのこと
僕はたくさんの場所でたくさんの元旅人と出会いましたが年齢、性別、出身地関係なく口をそろえて言うのが
「恩は自分に返さなくていいから次の人に回してくれ、自分は若いころにそう教わった」
誰が言い始めたかはわかりませんが、素敵な考え方ですよね
僕も今後そうしていきたい
その後駿河湾を眺めたり
富士山を背景に写真を撮ったり
(漂う演歌歌手のCDジャケット感)
しつつ、次の日に備えて眠りにつきました
走行距離:77.65km