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令和元年12月4日から自転車での日本一周をスタート

ラッキーとアンラッキーだらけの一日

令和元年12月15日 日本一周12日目

 

出発してそろそろ2週間
寒い中での野宿にもかなり順応してきましたが…
やはりここは岐阜県

寒くて朝の5時に目が覚めました


ですが寒すぎて寝袋から全く出ることができず、7時を回ったところでテントの周りが騒がしくなってきました
外に出てみると町内会の人たちが子供からお年寄りまで公園の掃除をし始めています

 

そういえば今日は日曜日、おそらく日曜日の朝はみんなでごみ拾いをするのが通例なのでしょう
数十人に囲まれ、いないもの扱いをされる僕…

社会のごみであるニートも掃除されかねないのでそそくさと撤収して出発します

 

今日はまず滋賀県へ向かい、そのまま京都のとあるゲストハウスに宿泊する予定となっています


ですがまたもや向かい風
向かい風の日はもれなくキレながら進みます

さらに追い打ちをかけるかのようにパンク…

もぉ~、なんなのぉ~(クロちゃん)

 

しかし、悪いことばかりではありません
僕が札幌で入り浸っていた Gest House WAYA のマネージャーのケイスケさんからこんな連絡

パンクと向かい風がなければとっくに通り過ぎていたからまあよし

と思っていたら


もぉ~、なんなのぉ~


そんなこんなで滋賀県入りし


彦根城到着!!

 

 

時代劇の撮影現場に出くわしたのでしばらく見学してから

天守閣へ入場  しようとしたところ

彦根城入場の方はこちらに並んでくださ~い!!」
と誘導されます


そして「ひこにゃんにゃん♪」の掛け声での記念撮影


日曜日の彦根城は基本家族かカップルしかいません

そして僕はスポーティーな格好をした風呂に入っていないニート

しかし、写真撮影をしなければ彦根城への入場はできません

意を決して撮ります


周りの冷ややかな目線にも屈しない強靭なメンタルを身に着けることに成功
俺の勝ち

 


彦根城は日本に現存する12天守のうちの一つ
その中でも彦根城は「国宝四城」と呼ばれる貴重な店主の一つなんだとか


北海道出身の僕からすると本州の古い町の瓦屋根だけでも感動するので天守ともなるといつまでも
眺めてられるから危険です


城の最上階からの眺めもよく、海も見渡せます


、、、とこの時は思っていましたが、あれ琵琶湖だよね
デカすぎて何の疑問もなく海だと思ってたわ…

 

彦根城の見学を終えた後はケイスケさんに勧められたマーレーキッチンへ向かいます

僕のチャリを見た途端、オーナーのカオルさんから「ケイスケか?
バレてる笑

そしてひとまず食す

めっちゃおなかいっぱいだし、おいしいし天国かここは

 

僕がご飯を食べていると一人のお客さんが入店して「チャリスケかとおもった!!」

どうやらケイスケさんの知り合いのようです


ケイスケさんが自転車日本一周をしていたころにマーレーキッチンによく来ていた方らしい

さらに
WAYAのヘルパー経験もあるみたい

そして今日は1年ぶりの来店だとか
奇跡だ笑


居心地がよくてしばらく居たかったですが、京都のゲストハウスのチェックイン時間もあるので出発します

出発するとこの旅初めての追い風‼
テンションぶちあがり‼

 

ただ、マーレーキッチンでゆっくりしすぎたため急ぎ足で向かい、20時前には大津に到着
マップを確認すると最短であと15km チェックインの21時には間に合いそうなのでラストスパート‼

 

と思ったのですが、グーグルマップに案内されたのは街灯のない山道 しかも墓だらけ…
寒さと疲労に加えて恐怖まで
山を抜けきったころには限界を迎えて、思わずローソンに逃げ込みました

そして、ゲストハウス 木音に到着したのは22時ごろ

何としてでもこのゲストハウスに到着したかったのはとある人物に会うためなんです


走行距離:113.95km